龍ケ崎コロッケを食べに行く
こんにちはナナハチです。
先日近くまで行く用事があり、以前から少し気になっていた龍ケ崎コロッケを食べに行ってきました。
龍ケ崎コロッケはヤフーの「ご当地メシ決定戦2014」というイベントでグランプリを受賞したコロッケで、米粉、レンコンなど地元食材を使用しているのが特徴です。
茨城県竜ケ崎市は茨城県の南部に位置し、人口7万5千人で東京まで45kmのベッドタウンです。
交通アクセスは国道6号線とJR常磐線が市内の西側を通っており、龍ケ崎市駅も所在しています。龍ケ崎市駅からは市内中心部までは関東鉄道龍ケ崎線がアクセスを担っています。
龍ケ崎線はわずか4.5kmで全線3駅と非常に短い路線です。全線単線、1両の気動車がトコトコ往復しているという関東でも非常に珍しい路線です。
今や都心の鉄道でもワンマン運転が増えていますが、日本で一番最初にワンマン運転を開始したのはこの関東鉄道龍ケ崎線とのことです。
JR龍ケ崎市駅は2020年までは佐貫駅という名称で、隣接する関東鉄道駅とともに佐貫駅を名乗っていましたが、現在はJRは龍ケ崎市駅、関東鉄道は佐貫駅となりました。
そんな同一立地で駅名が異なることになってしまうなら関東鉄道も改称すればと思う一方、龍ケ崎線の中心部側の終着駅はなんと龍ケ崎駅という、改称すれば龍ケ崎市発龍ケ崎行きという分かりにくい様子になっていたことでしょう...
また、千葉県のマザー牧場の最寄り駅が佐貫町駅と非常に近い駅名だったことから、佐貫駅時代には駅構内に「マザー牧場最寄り駅ではありません」との張り紙があったとのことです。
関東鉄道ではこのようなきっぷが販売されているとのことだったので、購入しました。
その名も「竜鉄コロッケ☆フリーきっぷ」
龍ケ崎線全線の1日フリーきっぷと龍ケ崎市内の加盟店舗でのコロッケの150円割引券がついています。
龍ケ崎線の往復で448円(IC価格)ですので、コロッケを買う予定なら買っておいた方がお得です。
竜鉄とはもともと竜崎鉄道が建設、運行していたことと、今でも地元ではこの通称が使われていることのようです。
この日の電車はベージュがベースで赤と黒のラインが特徴のこちらの車両
調べてみると毎週土曜日の日中限定で走っている車両なようです。これは貴重な体験...
車両とホームには段差があり、ステップを1段上って乗車します。
なお佐貫駅は無人駅で、フリーきっぷは終点の龍ケ崎駅で買えばいいとのことです。
後払いとはいえ、きっぷもICカードも使わず列車に乗るのはなんだか緊張しました。
当日は龍ケ崎駅に着くと龍ケ崎線開業120年記念のイベントがやっており、乗車記念きっぷをもらいました。
駅でフリーきっぷを購入し、龍ケ崎コロッケを食べに行きます。
市内の飲食店、精肉店、スーパー計13店舗で利用できるのですが、私が向かったのは龍ケ崎駅からまっすぐ伸びる道を15分ほど進んだ先にある服部精肉店さんに行きました。
やはりお肉は地元の精肉店で食べてみたいという考えに至り、向かいました。
昔ながらの街の精肉店という感じがします。創業85年とのことだそうです。
米粉クリームコロッケがおすすめということで頂きました!
きっぷ下部のチケットを渡し、差額を支払います。
店では揚げたてを提供するということだったので、揚がるまでの間、お店のおかあさんからお話を聞くことができました。
揚げたての米粉クリームコロッケを頂きました。米粉を使用しているからか、クリームに粘り気があります。また、味がしっかりとついており、最後まで味わいを楽しめます。
今回はお店に着いてから注文しましたが、事前に連絡すればすぐに揚げたてを頂くこともできるそうです。