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秋の夜長は眠れぬ日々

今週のお題「眠れないときにすること」

 

「春眠暁を覚えず」ということわざがあり、その意味は、夜が明けても気づかないほど心地が良くて目覚めない。とのこと。

心地よくて目覚めないという意味では秋も同じであるのに、「秋眠暁を覚えず」とは言わないのはことわざの難しいところだろう。

 

現代社会において、この季節だから眠りの深い浅い、ということで思う感情は趣き深いではなく、ストレスだろう。

 

 

私自身の話になるが、小学生中学生おそらく高校生の頃までは典型的な遠足の前の日寝付けないタイプの人間だった。

校外学習、修学旅行の前の晩は普段よりも眠りにつくまでの時間がかかっていた印象が残る。それでも、最終的には眠りにつき、翌朝も遅刻せず起きることができていたのだから我ながらよくやったと今でもそう思ってしまう。

 

子どもの頃は夜更かしはいけない。早く寝ないと大きくなれない。明日の昼間(学校で)寝てしまい恥をかく。といった固定概念から無理してでも寝ようとしたいたものだ。

 

中学生になりオールナイトニッポンを知り、どっぷりはまったラジオをきっかけに、翌日が休みなら夜更かししても良いという考えが生まれ、高校生時代には夜更かししてゲームを進め、大学時代のそれらに加えた課題作成、バイトと夜更かしは留まることを知らない日々となってしまった。

 

社会人になり夜更かし生活はいくぶん改善したものの、資格の勉強やプライベートの細々した作業は仕事終わりに夜更かしして進めなくてはならない。

こうして記事を夜更かしして書いているのもまた興味深い。

 

ここ数年どうしようもなく眠れない日は、一度寝ようと試みることを諦めシャワーを浴びて汗を流し、ラジオを聴きながら資格の勉強だったり、週末の予定を考えたりすることが多い。

子どものころ翌日が学校ならば早く寝なきゃいけないという焦りに駆られていたのに対し、翌日が仕事であっても一度眠るという作業を諦めるという今のルーティンは大人の余裕の表れなのか、これ以上のストレスを取りたくないという心理によるものなのだろうか。